2連リング柄の基本構造
主な技法:立絣、片羽ベタによる濃淡の表現
経糸(たていと):綿40/2
緯糸(よこいと):綿16/1(ただし、色によっては20/1などを使用)
2連リングの図案(設計図)です。6種類の括りパターンの組み合わせで作ります。
画像には、全部写ってませんが図案の周囲に書いた数字を読み取ることで括りの間隔や経糸の本数、割り込み(絣糸と地糸の並べ方)などがすべて理解できるようになってます。音楽における楽譜と同じです。楽譜に書かれた音符などで曲調も理解できるみたいなニュアンスですね。
織物は、生機(きばた)=織りあがったばかりの反物 から湯通し、水洗、自然乾燥の処理をすることでタテ方向に約1割縮みます。そのため、図案は縮み分を考慮して縦長に書いています。
久留米絣織元 下川織物
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