七宝菱形:吉祥文様として広く使われている七宝柄を久留米絣で制作。
括り(括り)技法による柄の濃淡の表現で菱形状の広がりを持たせたのが特徴。
七宝(しっぽう)
同じ大きさの円、を四分の一ずつ重ねる文様を「七宝文」といい、この文様を
上下左右に規則正しく連続させたものが「七宝つなぎ」と呼ばれる。
円(輪)は、和につながるもので人と人との輪の大切さを表している。
また、この文様が限りなく伸びることから子孫、商売などの発展・繁栄を志向する吉祥文とされている。
また七宝とは仏教の経典<仏説無量寿経>にでてくる七つの宝を指していて
人のご縁や繋がりは、七宝と同等の価値があることを示している。
経糸(たていと):七宝菱形の紺
緯糸(よこいと):七宝菱形の脱色
の組み合わせでグレー色を表現。
この柄の制作に用いた久留米絣の技法。
つまみ染め:手染めで差し色を表現
脱色括り:通常の工程と染色と括りを逆にすることで反転した色の表現を行う。
片羽、一羽括り:括りのパターンの変化で柄に濃淡をつけて立体感を表現。
タテヨコ絣:経糸と緯糸の重なりで柄を表現
久留米絣織元 下川織物
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