
60/2という綿の細番手の糸。
藍染で ぼかし染めして
タテ糸に使います。

糊とワックスに浸して、脱水。
タテ糸は、40M程度の長さの
干場で引っ張って干します。

絣の技術を用いた
荒巻工程でタテ糸を巻くことで
ぼかし染め の模様を
そのまま織物で表現することが出来ます。

竹で作った 荒オサ に
4本ずつ糸を通して巻くのが荒巻です。

さらに グノマ の技法を
使って ぼかし染めの柄のバランスを
整えて丁寧に少しずつ巻いていきます。

幅を調整して木枠に巻き取ります。
半日くらいかけて160Mを巻いてます。
久留米絣織元 下川織物