今日は、タテ糸の整経の様子を。
屏風(びょうぶ)とよんでますが
ここにチーズ(糸)を
並べて図案通りに柄になるように
本数を揃えます。
隣の糸と からまないように
細かいところに
ちょっとした工夫も。
やわらかい風合いの生地になるよう
整経もテンションを極力かけずに
やってるので糸がからまったり
切れたりしやすいです。
作業がしにくかったり
織るとき織りにくかったりしますが
生地がすごく柔らかく仕上がるので
こだわってます。
60年以上前の整経機を
現役で使ってるので
あちこちガタがきてますが
この整経機で作った生地は
柔らかく仕上がるので
がんばって使ってます。
久留米絣織元 下川織物