亀甲アラレ柄のタテ糸の製造工程をご紹介してきましたが、
今日は、ヌキ(ヨコ糸)の工程をご紹介します。
亀甲アラレ柄のヌキ(ヨコ糸)の糊入れです。
括り解き(くくりとき)したのち、
でんぷん糊を落として、水洗した後の工程です。
今度は、ケタコールという化学糊とワックスを付けます。
摩擦による糸の表面の毛羽立ちを防ぎ、
なおかつ、糸の滑りをよくするために重要な工程です。
柄が乱れないよう1本1本丁寧に手で回しながら、なじませます。
その後、20~30分ほどつけこみます。
表面だけでなく、中までしっかり浸透させます。
専用の脱水機で絞ります。
竹のさおに広げて干しつけます。
単糸なので、乾いてくると写真のようにねじれてきます。
糸の表面だけでなく、芯までしっかり乾くまでよく乾かします。
今の時期だと朝一で糊つけして、干して夕方には乾きます。
丁度良い加減で糊つけができて、柄が乱れずにきれいに乾いてます。
最後は、おまけ画像です。
今日は土曜なので夜8時からのサッカーの練習に行ってきます。
ワールドカップ直前でテンションあがってます。
久留米絣 下川織物