以前、ご紹介した 亀甲アラレ柄のその後です。
括り(くくり)、染色、糊入れ 干し 括り解き(くくりとき)
の後、引き合わせ という工程にはいったところまでご紹介しました。
柄合わせして、3種の括りのタテ糸をしばって一つにした後、
糊落としの助剤にひたして、水洗して糊分を落とします。
充分に水洗したあと、脱水機にかけて
いったんさお干しして、乾かします。
中まで乾くように上下ひっくり返しながら、干します。
近くで見ると3種の括り(くくり)が一つに
しばって合わせているのがよくわかります。
充分にかわいたら私たちは通常、本糊(ほんのり)とよんでますが
仕上げの糊とワックスをつけて、ひっぱって干し上げる工程に入ることになります。
そこは、また後日 ご紹介したいと思います。
久留米絣 下川織物