朝一の仕事はやっぱり 糊つけ 糸干しです。
タテ糸を干したところです。
4種類の糸を干してます。
括りをした糸を黒にそめて、でんぷん糊で固めた糸が
両端の糸です。
中の黒白の糸は、60双糸の細番手の小柄
黒紫のアットランダム柄の糸と
逆くくりの白地に黒の小柄です。
天気がよく気温も27~28度くらい上がるので、
午後3時くらいには、乾きます。
ひっぱって干します。
柄が乱れないよう数十センチおきに手作業で
しばってるのがお分かりかと思います。
黒紫は黒白の糸をあとから、紫に染めてるので、
しばった糸も一緒に紫に染まってます。
白地に黒の小柄は、黒の部分をしばってます。
黒と白をまたいで、しばることはしません。
基本的に濃いほうの部分をしばります。
括り(くくり)を解く前の黒い糸は、
乾くとだらんとゆるみます。
括り(くくり)を解いたほうのタテ糸は、
乾いてもだらりと下がりません。
乾いた糸を一本ずつたぐってとりこみます。
とりこんだタテ糸です。
次は括り解き(くくりとき)の工程にすすみます。
久留米絣 下川織物