カラフルな糸が並んでます。
タテ糸です。 この状態では、糊で固めているのでバリバリした状態です。
この糸をもっと拡大してみてみます。
これは、柄の乱れを防ぐため、数十センチおきに糸でしばりあげているところです。
1本が160M程度ありますが、これを手作業で行います。
地味で根気のいる作業ですが、絣の柄の出来不出来に大きく影響する大事な工程です。
これを、糊落としの助剤がはいった水の中に浸します。
別の糸に色移りしないよう白い布でくるんで浸してます。
糊分がおちるとやわらかく1本1本にばらばらになりますが、
上の写真のように等間隔でしばっているので柄が乱れないようになってます。
この後、水洗して・・・とまだまだやることありますが
続きはまたの機会に・・
久留米絣 下川織物