開催日: 2022/07/30 10:00 – 16:00
開催場所 : 横浜ラジアントホール ; 〒 231-0033 神奈川県横浜市中区長者町5丁目85番地明治生命ラジオ日本ビル1F
入場料 : 無料
インドネシアの多様な文化祭は、在東京インドネシア共和国大使館、在インドネシア日本国大使館、そして多くのスポンサーと協力して、在日インドネシア留学生協会が皆様にお届けする文化フェスティバルです。
<インドネシア共和国>
人口 2.7億人(世界第4位)
300民族と多言語、さまざまな宗教の入り混じる多民族国家。
7月30日は、イスラム教のお正月にあたり、日本でも本国同様にお祭りが毎年催されてるとのこと。今回は、そのお祭りに特別ゲストとして招待いただきました。
日本はインドネシアにとって最大の二国間援助国であり、 日本にとってインドネシアは、ODAの最大受取国です (累計ベース)。
このイベントでは、4つの興味深い項目があります
(1) アンバサダーによる異文化交流会
(2) 伝統的な布の比較
(3) 伝統文化のパフォーマンス
(4) 面白そうな文化ブース
(1)
日本・インドネシア両国の政府関係の皆さまがオンラインにて、基調講演やご挨拶なさいました。
会場では、インドネシア大使館関係者みなさまと今後に向けた有意義な意見交換を。
(2)
インドネシアと日本の2つの布、バリ島のトゥヌン・グリンシン(TUNUN GRINGSING)、久留米の久留米絣を比較します。この2つの布はダブルイカットと呼ばれる同じ技法で作られており、特に文化的・芸術的観点から両者の類似点と相違点を探ります。
特別な日の特別な時に使われる「神聖な布」として作られるグリンシンもあるそうです。
インドネシアのグリンシン織りを代表して来日されたレレさんとの対談。本日のメインイベントでした。久留米絣からは、組合副理事長である私と久留米絣を通した様々なコミュニケーション・広報・販売活動をされている古賀円さんにも一緒に登壇いただきました。
隣国の友人の証として。お互いの国の布を身にまとい記念撮影。
今日の記念に久留米絣の本、グリンシン織りの本をプレゼント。
今後に向けては、
日本とインドネシアの絣を含む広域での交流の一環として、久留米国際交流サミットの開催を提案。
パンデミック収束後に、久留米絣関係者でインドネシアを表敬訪問することを話し合いました。
(3)
コロナウイルス感染の影響で規模を縮小した形にはなりましたが、インドネシアの音楽や踊りのパフォーマンスが会場を華やかに。
(4)
絣ブースでは、販売も含めた久留米絣の紹介を。来場されたインドネシアの政府関係者、留学生の皆さんとそのご家族に興味を持っていただきました。
久留米絣ブースのサポートメンバーは、絣三姉妹こと古賀円さん、橋村舞さん、小倉知子さん(チームGalaxy)に加えて、橋村さんが運営されている「NPO法人・伝統工芸つくも神」のスタッフ大久保さんにご協力いただきました。
また、東京の高橋恵美子手ぬいクラブの高橋先生及び関係者みなさま
にも手厚いサポートいただきました。
そして、今回の運営をされてました「在日インドネシア留学生協会」のみなさま
献身的なサポートと準備、当日の運営など本当にお疲れ様でした。ありがとうございました。
<最後に>
日本とインドネシアは、経済的な協力関係をはじめ国同士や企業同士の結びつき・信頼関係の深い友人であることが今回のイベントに参加することで理解できました。
私たち久留米絣関係者は、民間の小さな組織・コミュニティかもしれませんが、インターネットの活用などで今では、小さな力でも時として大きな発信力を持つこともできます。私たちは、私たちにできることを最大限努力して、小さなコミュニティでも非常に有意義で平和的な国際交流ができることを形として示す必要があると思います。
「継続は力なり」で今後もコミュニケーションをとりながら。
絣(IKAT)という歴史の古い織物を通じて世界中の皆さんと交流できることを今日改めて実感できました。
久留米絣織元 下川織物
E-MAIL info@oriyasan.com
instagram http://instagram.com/shimogawakyozo/
facebook https://www.facebook.com/shimogawaorimono
Twitter @kasuritter
Tumblr kyozoshimogawa
YouTube https://www.youtube.com/channel/UCOZennIqkscFGNJLwnTOyKg