3代目のブログ（スタジオライブレポート抹茶無地）

抹茶をイメージした青みのあるグリーン。経糸40/2、緯糸20/1とベーシックな織り組織にしました。久留米絣は「平織り」と呼ばれるプレーンな織り組織で経糸または緯糸で柄合わせしながら織っていくという特徴があるために経糸の本数や織りの密度などは基本的に同じです。下川織物では、オリジナルの生地の風合いを長年にわたって研究し多くの試作を重ねていく中でタテ本数や織り密度に独自の基準を作るに至りました。使い続けていく中で経年変化を重ねることで、その柔らかさの違いに気づくことができます。