3代目のブログ(スタジオライブレポート8.19)

久留米絣は、小幅の先染め織物で着物生地として使われるようになったのが原点です。背中で縫い合わせる必要があるためにタテ方向だけではなく、横方向も縫い合わせを意識して図案を描きます。花柄の場合、枝、茎、花びらなどのつながりを意識した構図は重要です。タテ方向においては、20cm程度の長さのリピートで織っていくために、どこで柄のつながりを作るのか、緯糸の入れ替え箇所をどこに設定するのかなど、柄そのものの構図に加えて、制作プロセスにおいての観点も考慮して決定しています。

 

 

久留米絣織元 下川織物

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