3代目のブログ（スタジオライブレポート5.17）

化学染め100％の立絣です。紺系の濃淡は、化学染めでも藍の色を意識してしまいます。久留米絣のルーツをどうしても無意識にでも感じてしまいます。毎回新しい表現を試みているつもりですが、やはり歴史の積み重ねの中で作り続けていることを感じずにはいられません。代々の職人の日々の研鑽の中から生まれてきたものは、大事に活かしつつもその中に自らの個性というものを付け加えながら久留米絣の表現の幅を広げていきたいと思っています。