3代目のブログ（スタジオライブレポート3.1）

久留米絣は、括り技法によって柄を構築することであらかじめ染め分けられた糸で模様を織ることを特徴としています。ここで意外と知られていないのは、「タテ糸（たていと）と緯糸（よこいと）の準備工程は最初から別々の工程をたどる」ということじゃないかと思います。タテ糸とヨコ糸の括り機械は見た目は同じですが、全く異なる構造になっています。そのため「経糸括り職人」と「緯糸括り職人」がそれぞれ経糸括り機械と緯糸括り機械を操作しています。