通常、久留米絣は専用の図案用紙に図柄を描くことから、絣作りがはじまります。そのため最初に描いた図柄の通りに絣糸を作り、括り～染色を行うため途中で色や柄を変更することができません。しかし、括り工程で発生する絣糸のロスや染色ロットで発生するロスを避けることができないためサスティナブルな観点からロスをなくすための別工程を確立しています。
余剰分を掛け合わせて、糸が出来上がった状態から図案を設計します。この工程を取り入れることで括りロス、染色ロスを無駄なく使うことができます。これは、久留米絣がSDG’sに沿ったこれからのものづくりにもフィットしていることの証明といえます。
久留米絣織元 下川織物
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