<配色の重ね>
経糸(たていと) 黒と白の片羽割り込み・・黒と白を1本おきに交互に並べています。
緯糸(よこいと) 紫に白の七宝柄
自然界において紫の美しさを見ることができるのは5月とされています。
杜若(かきつばた)や花菖蒲(はなしょうぶ)が初夏の太陽の光に照らされ美しい紫の色が咲き誇ります。
自然界から紫の染料を得るには紫草の根(紫根)あるいは海からは貝紫染などで染められてきました。また古代より東洋、西洋問わず皇室や王室などで最高位の色として用いられるなど「高貴な色」の印象が強いです。
下川織物では、商業的な理由から化学染料によって染められた紫を用いていますが、こうした時代背景や季節の移ろいに思いを馳せながら配色の中に紫を用いています。
久留米絣織元 下川織物
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