今織っている柄を紹介

H26.6.17工場1

 

縞絣(しまかすり)です。

久留米絣の柄をつくる技法である括り(くくり)がないですが

その他の工程は久留米絣の技法なので

縞絣(しまかすり)という呼び方にしてます。

H26.6.17工場2

 

色違いの黒グレーです。

大柄の縞でヨコ糸にスラブヤーンという糸を使用しています。

定番でつくっている縞です。

H26.6.16工場5

 

春夏素材として毎年つくっている 縮織(ちぢみおり)です。

サッカー織ともよばれています。

たて糸を上ビームと下ビームに分割して機にかけます。

下ビームに比べて上ビームのほうが

テンションがゆるいので、その落差で

ざらざら感のある風合いになります。

凹凸感のある風合いで汗ばんでも

肌にまとわりつかないので夏に清涼感を感じます。

H26.6.16工場6

 

製造工程を逐一 ご紹介した亀甲アラレ柄です。

タテヨコ柄合わせしながら織っていくので

熟練した織技術が必要です。

H26.6.16工場8

 

水玉の大小の重なりあったヌキ絣です。

タテは黒の無地で、ヨコ糸は括り(くくり)でつくった絣の柄です。

ドット柄は、多種多彩なバリエーションをつくってますが、

どんなデザインにも合わせやすいのでいずれも人気です。

久留米絣 下川織物