3代目のブログ(スタジオライブレポート青海波)

久留米絣の図案は約タテ24cm、幅39cmのサイズです。緯糸は往復しながら210~240往復して図案一枚分の長さになります。両サイドの折り返しを「耳」と呼びます。ここに「括り」で耳の印がついてますので、耳がちょうどタイミングよく折り返すように織ることで白い箇所が重なり合って、柄が浮かび上がってきます。この図案の書き方でちょっと工夫をすることでいろんな魅せ方ができます。左右の耳を逆に巻くことで柄を左右ひっくり返すことができます。また巻きはじめと巻き最後を逆にすると柄がひっくりかえって織れます。その際は事前に逆巻きできるように糸の細工をする必要があります。写真の青海波は、事前の細工で柄を正向きと逆向きと交互に織っていくことで大きな波を作っています。

 

 

久留米絣織元 下川織物

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