3代目のブログ(スタジオライブレポート2.27)

久留米絣は綿100%の織物。(最近は一部綿以外の素材を使っているものもあります)括り技法による柄の構築が特徴の久留米絣を考えた場合、糸の収縮や毛羽立ちによる摩擦の軽減などを考えたときに、綿が最適だなと感じます。

綿糸の中でも「意匠糸」と呼ばれる糸は、紡績加工により糸自体に凹凸などの変化があり、生地の表情に変化を与えることができます。久留米絣の場合は括りの適性を考えたときには、フラットな糸を選択することが多く、括りの技法を活かして生地に立体感などの奥行きを持たせる工夫をしますが、括り以外の工程は共通で同じ素材で織りあげる無地や縞は「意匠糸」などを積極的に活用して、生地の凹凸感や立体感を意識した久留米絣の無地、縞を作るように心がけています。

 

久留米絣織元 下川織物

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