絣織機の特徴は、板状の「トング」と呼ばれる木管に柄合わせしながら巻いた緯糸にあります。通常の小幅織機の木管に比べて大きなサイズの木管を収納するシャットルで織るために絣織機は、シャットルが往復運動する土台である「レース」を含めた運動装置がカスタマイズされています。
板状の木管「トング」は20本単位で巻いていきます。専用の「ヌキ巻き台」で手動で巻いてます。その日一日に必要な糸量を前日に巻く必要があるために、ヌキ巻き作業が必須です。
織り職人がヌキ巻きしながら織る場合もありますが、下川織物では生産効率を充実して「ヌキ巻き」と「織り」は、別の職人が受け持つ体制を作っています。ここも連係プレイです。
久留米絣織元 下川織物
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