3代目のブログ(スタジオライブレポート2.19)

図案に沿って、糸を縛り(括り技法)柄を織りなす織物を絣(かすり)と呼びます。織物は、経糸(たていと)、緯糸(よこいと)が直線で交わる布のことです。経糸に絣糸を用いて作った織物を「立絣」、緯糸に絣糸を用いて作った織物を「ヨコ絣」、経糸と緯糸の両方に絣糸を用いて作る織物を「タテヨコ絣」と呼びます。

立絣は、主に幾何学模様を得意とし、ヨコ絣は花柄など曲線を多く用いた柄を得意とするので「絵絣」とも呼びます。職人は、図案を描いた後、どの技法で表現するのが適切か配色なども踏まえて総合的に判断します。また職人の個性や得意とする技法で表現するので同じような柄でも必ずしも表現方法は一つではありません。絣の奥深さ、魅力が現れるところでもあります。

 

久留米絣織元 下川織物

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