３代目のブログ（スタジオライブレポートぼかし縞）

「サマーストライプ」

赤、オレンジ、ピンクを基調に若草、萌黄、黄色、モスグリーンをアクセントに差し込みました。色が徐々に変化していくストライプは「ぼかし縞」と呼んでます。

縞の変化のパターンが４列あるので「４立（よっつだち）」と呼びます。

縞について

縞（しま）は南蛮貿易などで異国からもたらされた縦縞の木綿のことを「島」からもたらされた「物」という意味で「島物」と呼んでいたものが江戸時代に「縞」と呼ばれるようになったと言われてます。

緯糸（よこいと）はキナリ。下川織物では、主に「カス残し」の糸を使用します。「天然のまま」の色合いを残すために精練のみを行った糸。「綿わたのカス」が少し残ったままの状態にして、色も本来の「綿わた」の色のままの糸を「カス残し」と言います。

色糸×白糸の掛け合わせというシャンブレー生地にすることで夏らしさを表現しました。

久留米絣織元　下川織物

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