糊付け作業

6月に入り、夏日が続くようになりました。

蒸し暑さもあり 梅雨入り間近というところでしょうか。

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括り(くくり)は、糊を使うので

湿気が大敵です。

梅雨時期は、括りを基本的にはしません。

湿気で糊が腐って

糸が使えなくなるからです。

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梅雨前に なるべく 括り 糊つけ作業を

終わらせたいところです。

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糊に浸した後

手で 回して

1本1本に浸透するように

なじませて

脱水機で絞ります。

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竹の さお に広げて 干します。

天日干し です。

糸の表面だけ 急激に

乾くと 柄合わせに

影響がでます。

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こちらは ピンクに染めた ヨコ糸。

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こちらは 脱色技法をした ヨコ糸。

先に染めた ヨコ糸を

括って 色を抜きます。

この後 糊つけして

括り解きをすると

括った部分が

色が抜けずに

色が残ってます。

通常の括りと

反転した 色の表現が出来ます。

 

久留米絣織元 下川織物