織り工程

H26.6.9亀甲アラレ 機織り4

 

タテ糊入れ 済んで次は荒巻工程なのですが、

画像の準備がまだ できてないので

織り工程から先にご紹介です。

四角いアラレの柄がタテヨコの絣でばちっと白く出て

それを結ぶタテ糸が亀甲模様を形成し

真ん中にタテヨコで十字の柄をつくってます。

近くで見るとこんな感じですが

H26.6.9亀甲アラレ 機織り3

 

少し離れてみると、こんな感じです。

手織りだとタテヨコがきれいに重なりますが

機械織りだと、タテヨコがきれいに重なってるところと

ずれてるところがあります。

H26.6.9亀甲アラレ 機織り2

 

織機を反対側から撮ってみました。

たて糸を巻いた巻(ビーム)から

たて糸があがってきてるところです。

竹のさおでタテ糸を上げ下げしながら

柄を微調整しながら織っていきます。

H26.6.9亀甲アラレ 機織り1

一つ一つの柄を意識するより

全体のバランスを意識しながら柄の上げ下げを

していくイメージです。

こういう小柄のタテヨコの絣を織るのは

熟練した技術を要します。

なので機織りしてもらってる工場のスタッフさんの中でも

主にベテランの方に織っていただいてますが

今回からは技術継承の為、

若手のスタッフさんにも織ってもらいます。

 

久留米絣 下川織物