フィンランド・デザインユニットCOMPANY

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フィンランド プロジェクト(2015年)

福岡県筑後市の宮田織物さんを通じての依頼はフィンランドのアーティストユニット「COMPANY」から。

その年の8月1日から青森県立美術館で開催される「PHASE(ファーゼ)」ニッポン・北のヒミツ展にて発表するオリジナルの久留米絣柄を制作依頼だった。東北には、「こけしの文化」があり、人々の生活の中に「こけし」が根付いていることをその時初めて知った。

彼らは、「こけしの精霊」をモチーフにした図案を提示してきた。
緯糸(よこいと)で柄を表現するいわゆる「ヨコ絣」の技法で作るべきだと最初に思ったのだが、彼らがデザインした図柄の独特の曲線を動力織機を用いた久留米絣の技法でどこまで忠実に再現できるのかというのが一番最初に懸念した点。たくさんのメールでのやり取りの中で制作にあたって一番重要視するべき点は、彼らの表現を100%忠実に表現するということだと気づいた。「アーティストの感性」というものに触れた瞬間、「こけし絣」は完成した。

宮田織物さん、うなぎの寝床さんとともに7月31日青森県立美術館での前夜祭に参加。そのときにはじめて「COMPANY」の二人と初対面したが、それまでの数か月間にやり取りしたコミュニケーションの密度を経て対面したときの気持ちは、それまでに味わったことのない職人としての達成感を感じたことを今でもはっきりと覚えている。

久留米絣織元 下川織物

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