3代目のブログ(スタジオライブレポート緯糸)

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<無地、縞系の緯糸についての話>

無地の場合、単一色で作る表現方法もありますが、複数色で表現することもあります。それぞれに特徴はありますが、緯糸について少し深堀りします。緯糸は往復運動を繰り返しながら、生地を織っていき緯糸がなくなると織機は止まるように設計しているため、そのタイミングで次の木管と入れ替えて織り進めていきます。木管の太さは常に一定ですが、使用する糸の太さは変化します。太い糸の場合は1本の管で織れる長さが短くなりますが、地厚の生地を織ることができます。緯糸の交換作業の回数は多くなります。細い糸を使って織る場合は、その逆です。1本の管で織ることができる長さは長くなり、それに伴って交換作業の回数も少なくて済みます。しかし綿糸は細くなればなるほど値段が高くなるので、コスト高になる傾向があります。それと織りの密度によって1mあたりにかかる織りの時間も変わるので細い糸を使うと1日に織れる長さが短くなるなどの違いも生まれます。

 

 

久留米絣織元 下川織物

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