3代目のブログ(スタジオライブレポート十字柄)

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久留米絣は、タテ24cm、ヨコ38.5cmの図案用紙に柄を描き、この図案を1リピートとして反物を織っていきます。その製法の特性上、タテヨコに規則正しく配列されている柄を作ることが多いです。

経糸は、基本的には柄が入っている糸(絣糸)と柄が入ってない糸(地糸)の組み合わせで成り立っています。絣糸は括り工程を経て出来上がるため、地糸と比べて微妙にテンションに違いが生まれます。そのため経糸の最終の仕上げ工程である「荒巻工程」の際に経糸を巻き上げるときに絣糸と地糸のテンションの微妙な違いを考慮して作業しています。絣糸と地糸を生地幅全体に均等にならして柄を作ることが多いのですが、そのほうが絣の柄が整いやすいです。それはテンションの微妙な違いを緩和するためという意味合いも含まれています。

 

久留米絣織元 下川織物

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