からみ織

H26.7.12からみ織1

久留米絣織機を改造して、からみ織を織ってます。

からみ織とは、もじり織という表現もしますが、

夏の着物地で、絽(ろ) 紗(しゃ)などどいった織物が代表的です。

うすくて、透け感のある生地で平織だと布地がずれるので

タテ糸をより合わせながら織っていくことで

ずれにくい布地にしている織物です。

 

H26.7.12からみ織2

もともと この織機は からみ織用の織機ではないので、

2重ビームにして、からみ織の組織をつくれるよう改良してます。

下のビームに絣の糸で柄をつくってます。

H26.7.12からみ織3

 

上のビームは無地で、絣の糸により合わさりながら織っていきます。

まだまだ、これからの生地ですが、他にはないオリジナル生地を

またひとつ作ることが出来ました。

安定して量産できるよう頑張っていきたいです。

久留米絣 下川織物