2連リング柄製造工程

H26.6.26リング荒巻1

何回かご紹介してます 荒巻(あらまき)工程です。

2連リング柄 奥の太鼓に巻きつけたタテ糸が伸びて

手前の荒巻機械の手前で広がってます。

H26.6.26リング荒巻2

荒オサに図案に合わせて糸を割り込むと

リング模様が見えてきました。

H26.6.26リング荒巻3

長さを整えて木枠(ビーム)に結びつけます。

地糸の上に絣糸を重ねてます。

H26.7.9 2連リング赤

そして、織り工程です。

タテは黒白ですが、ヨコ糸は赤で織ってます。

割り込みのテクニック (片羽、ベタ)で

リングに濃淡をつけて立体感を出しているのが特徴です。

H26.7.9工場

 

ところで、明日は九州地方に台風が最接近とのこと。

工場まわりの戸締り、片付けをしました。

東、南向きの窓は特に気を付けてます。

念のため、窓際の糸を積んでるところには

ビニールシートをかぶせました。

備えあれば憂いなし というわけです。

台風があまりひどくないことを祈りつつ

明日は工場を臨時休業にして

土曜を振替で仕事することに決めました。

明日は家の中で一人地味な作業をしつつ

嵐が過ぎ去るのを待ちたいと思います。

久留米絣 下川織物